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メッセージの送信

リスナー関数内では、関連づけられた会話(例:リスナー実行のトリガーとなったイベントまたはアクションの発生元の会話)がある場合はいつでも say() を使用できます。say() には文字列または JSON ペイロードを指定できます。文字列の場合、送信できるのはテキストベースの単純なメッセージです。より複雑なメッセージを送信するには JSON ペイロードを指定します。指定したメッセージのペイロードは、関連づけられた会話内のメッセージとして送信されます。

リスナー関数の外でメッセージを送信したい場合や、より高度な処理(特定のエラーの処理など)を実行したい場合は、Bolt インスタンスにアタッチされたクライアントclient.chat_postMessage を呼び出します。

指定可能な引数の一覧はモジュールドキュメントを参考にしてください。
# 'knock knock' が含まれるメッセージをリッスンし、イタリック体で 'Who's there?' と返信
@app.message("knock knock")
def ask_who(message, say):
say("_Who's there?_")

ブロックを用いたメッセージの送信

say() は、より複雑なメッセージペイロードを受け付けるので、メッセージに機能やリッチな構造を与えることが容易です。

リッチなメッセージレイアウトをアプリに追加する方法については、API サイトのガイドを参照してください。また、Block Kit ビルダーの一般的なアプリフローのテンプレートも見てみてください。

# ユーザーが 📅 のリアクションをつけたら、日付ピッカーのついた section ブロックを送信
@app.event("reaction_added")
def show_datepicker(event, say):
reaction = event["reaction"]
if reaction == "calendar":
blocks = [{
"type": "section",
"text": {"type": "mrkdwn", "text":"Pick a date for me to remind you"},
"accessory": {
"type": "datepicker",
"action_id": "datepicker_remind",
"initial_date":"2020-05-04",
"placeholder": {"type": "plain_text", "text":"Select a date"}
}
}]
say(
blocks=blocks,
text="Pick a date for me to remind you"
)