ロギング
デフォルトでは、アプリからのログ情報は、既定の出力先に出力されます。logging
モジュールをインポートすれば、basicConfig()
の level
パラメ ーターでrootのログレベルを変更することができます。指定できるログレベルは、重要度の低い方から debug
、info
、warning
、error
、および critical
です。
グローバルのコンテキストとは別に、指定のログレベルに応じて単一のメッセージをログ出力することもできます。Bolt では Python 標準の logging モジュールが使われているため、このモジュールが持つすべての機能を利用できます。
import logging
# グローバルのコンテキストの logger です
# logging をインポートする必要があります
logging.basicConfig(level=logging.DEBUG)
@app.event("app_mention")
def handle_mention(body, say, logger):
user = body["event"]["user"]
# 単一の logger の呼び出しです
# グローバルの logger がリスナーに渡されています
logger.debug(body)
say(f"{user} mentioned your app")