ソケットモード
ソケットモードでは、Slack からのペイロードを受け付ける Web エンドポイントを提供するサーバーを構築する代わりに Slack と WebSocket の コネクション経由でやりとりすることができるようになります。この SDK では、バージョン 1.5 から提供されている bolt-socket-mode という Bolt の拡張を利用することで、ソケットモードを有効にしたアプリを開発することができます。
Slack アプリの設定
ソケットモードを有効にするには、Slack アプリ管理画面にアクセスし、開発中のアプリを選択、左ペインの Settings へ遷移します。この画面でいくつかやることがあります。
- Settings > Basic Information へ遷移
- App-Level Token に
connections:write
スコープが付与されたものを一つ追加 - この
xapp-
から始まるトークンの値を取得してアプリで利用
- App-Level Token に
- Settings > Socket Mode へ遷移
- Enable Socket Mode を Off から On にする
- それぞれの機能を Request URL なしで設定
- アプリをインストールしてボットトークン・ユーザートークンを取得 (ボット:
xoxb-
, ユーザー:xoxp-
)